★ 幸福な最期 ★
慶太のお父さんは、慶太が高校生の時、病気で亡くなった。
付き合い始めてすぐにそのことを聞いた。
その時は「へ〜そうなんだ」ぐらいにしか思わなかったが
最近になってあることに気付いた。
それは、私の妹のダンナは、慶太と同じで、子供の頃に
お父さんが病死している。そして私の母も、子供の頃
お父さん(私にとってはおじいちゃん)が病死している。
なぜかそういう境遇の人が、私と縁のある人に多い。
そして今、妹はある不安を抱えているらしい。
夫のお父さんが若くして病死したことを、自分の夫に重ね
自分の夫も同じ運命をたどるんじゃないか?という不安。
「何、バカなこと言っているのよ」とその時は茶化したが
私にも同じような不安な気持ちが、最近芽生えた。
もしも慶太がアタシを残して先に逝ってしまったら・・・
それがもしも今だったら。こんなに離れてて、もしもの時
どうやってそれを確認したらいいのだろう?
恐い・・・愛する人がいる幸福感を味わうことは、
それと同じ分の重さだけその人を失う恐怖感がある。
今日は慶太のお父さんの13回忌だったらしい。
それで、アタシはついこんなことを考えてしまった。
慶太にはアタシより先に逝ってほしくない。
できることならアタシの最期を看取って欲しい。
アタシのほうが2歳年上なんだから・・・
順番は守ろうね♪
モドル
(photo by erika)
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